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2025 開催概要

“食”に特化した映画祭が
北海道で開幕

この度、北海道の食文化と映画を融合させた新たな文化祭典「HOKKAIDO FOOVIE FILM FESTIVAL」を2025年10月10日(金)から12日(日)の3日間、第2回目の開催をする運びとなりました。

本フェスティバルは、北海道の強みである「食」と「発信力のある映像」を軸に、「北海道の食文化の発展と担い手(生産者・料理人・クリエイター)の育成」「魅力・ブランドの確立とゆるぎない競争力の獲得」をビジョンとして掲げ、札幌市・北海道新聞社・クリエイティブオフィスキューがタッグを組んで実現するものです。

クリエイティブオフィスキュー企画による“北海道三部作”『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』『そらのレストラン』は、食や観光等、北海道の魅力発信をテーマに作品づくりが行われました。三作目の北海道のチーズ生産者と農業を営む仲間たちを描いた映画『そらのレストラン』(2019年公開/深川栄洋監督)は第67回サン・セバスティアン国際映画祭キュリナリー・シネマ部門で上映。サン・セバスティアン映画祭は、スペイン・バスク地方の食の魅力、そして、おいしい映画を観ておいしい料理を楽しむ喜びを提供するものでした。この喜びを多くの方々に体感していただこうと、「HOKKAIDO FOOVIE FESTIVAL」では、雄大な自然が育む北海道の食と、国内外の食にまつわる映画を一堂に集め、映画を通してこそ出逢える食体験を提供したいと考えております。

この活動を通じて、地域の魅力が全国・世界に伝わり、地域の暮らしの豊かさや経済活性化に繋がることを目指しております。つきましては、本フェスティバルの趣旨にご賛同いただき、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

ごあいさつ

昨年手探りの中開催した映像と食を融合した映画祭「HOKKAIDO FOOD FILM FESTIVAL」。
沢山の方々のご協力のもと、無事に3日間走り切ることができました。
この場で改めて御礼申し上げます。

そして、今年2回目となる開催にむけて、より映画、映像を身近に、日常にある食をより楽しいものにすべく、「HOKKAIDO FOOVIE FESTIVAL」(FOOVIEはFOOD+MOVIEの造語)と名前も一新し、動き出しております。

今年のオープニングはリニューアルした北海道庁旧本庁舎をバックにレッドカーペットセレモニーが開催されます。
俳優、監督などの映画人はもちろん、シェフ、生産者が北海道開拓の礎を担った場所で赤絨毯を闊歩する姿を想像するだけでワクワクがとまりません。

そして、映画を観て関連する食事ができるフービーランチ、フービーディナーも前回よりも増えました。
俳優であり、映画監督、プロデューサーの齊藤工さんは前回の映画祭に大変共感していただき、今回は自らラーメンの作品をプロデュースして参加してくださいます。 映画を観たあと、そのラーメンが実際に食べられる企画をご用意しています。

そのほかスペインのバル街をイメージした札幌市内のお店50店舗で食べ飲み歩きができるサッポロフービーバルも見逃せません。

最新作『おいしい給食 炎の修学旅行』はオープニング作品として、そして昨年同様サン・セバスティアン国際映画祭との連携作品としてバスク地方で大活躍の前田哲郎シェフのドキュメンタリー映画『TETSU,TXISPA,HOSHI.』はジャパンプレミアとしてクロージングを飾ります。

前回よりも更にお腹が空いて、心が満たされるイベントになること間違いなし!

今年は20回目を迎える「札幌国際短編映画祭」も同時期に開催されます。是非、芸術の、味覚の、北海道の秋をこの両映画祭と共にお楽しみいただけると幸いです。

最後に、この映画祭の企画にいち早く賛同してくださり、昨年の初開催の喜びを分かち合い、「今年ももっと楽しいおいしい映画祭にしましょうね。」とおっしゃってくださった食いしん坊の先輩、故?宮口宏夫北海道新聞社会長に敬意と想いを込めて開催したいと思っております。

HOKKAIDO FOOVIE FESTIVAL実行委員長
伊藤亜由美